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列伝
紀貫之(きのつらゆき ?~945):真名と仮名を融合し、日本語の和漢混交文を目指した。
西行(さいぎょう 1118~1190):雅な王朝文学に対して、神道・仏教の美意識である寂・滅・無を導入した。
藤原定家(ふじわらのさだいえ 1162~1241):和歌に潜む美意識を洗練させ、幽玄・有心体を確立した。
宗祇(そうぎ 1421~1502):連歌を通して、言葉の響きあいを追究した。
松永貞徳(まつながていとく 1571~1654):貴族の高貴な雅言だけではなく、卑俗な俳言も用いることを主張した。表現において、芸術性と遊戯性の境界を、考え続けた。
松尾芭蕉(まつおばしょう 1644~1694):俳諧を芸術の水準にまで高めた。
正岡子規(まさおかしき 1867~1902):江戸の俳諧を、西洋文学の観点から解釈し、俳句を確立した。
夏目漱石(なつめそうせき 1867~1916):明治維新以後、古典的な和漢混交文を、現代的な文体へと一新した。
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